「富士市にオーケストラを」
静岡県富士市に住まう音楽愛好者たちにとっての念願であるその言葉は、1985年(昭和60年)、『富士フィルハーモニー管弦楽団』の創立を実現させました。同年12月に開催された第一回定期演奏会は、かつての音楽の中心地・富士文化センターに響き渡り、好評を博した、と語られています。
それから、30余年。
定期演奏会やファミリーコンサート等、いくつもの演奏会を開催し、1993年には、新たな富士の文化発信拠点・富士市文化会館“ロゼシアター”のオープニングイベントを「第九コンサート」で盛大に飾りました。そして、「炎のコバケン」小林研一郎氏をはじめとした多くのマエストロと共演など地域での活動を重ね、2001年、富士市教育委員会「教育文化奨励賞」を受賞しました。また2015年12月には十束尚宏氏を招き創立30周年記念演奏会を開催、ご好評をいただきました。
現在、メンバー約50人。市内在住者を中心に、様々な年齢や職種の人間が集い、音楽を楽しみ、また楽しんでもらえるよう活動しています。
今後も「市内唯一の市民オーケストラ」として、さらに地域の音楽文化に貢献できるよう、努力してまいります。
現在の活動
◾️定期演奏会、ファミリーコンサート ・・・ やはり、管弦楽団ならコレ!
2年に3回、ロゼシアターでオーケストラの演奏会を開催することを団活動の柱とし、それに向けて計画的に合奏練習しています。最近では、ベートーヴェンやチャイコフスキーなどのクラシック名曲だけでなく、映画音楽などの親しみやすい曲も積極的に採りあげています。
上記の定期演奏会に向け、2週に1回、日曜日の夜に集中して練習します。演奏会が近づいてくると、合奏も毎週となり、そのボルテージも上がっていきます…!!
◾️室内楽演奏会 ・・・ オーケストラだけじゃない!
団のメンバーが有志で小規模編成のチームを作り、発表しあう演奏会。オーケストラのような重厚な響きでなく、軽くて細やかで様々なサウンドの坩堝となる1日です。通常、上記の定期演奏会等の3か月程度あとに開催されます(このHPでも案内しています)。入場無料ですので、気軽にお越しください。
◾️親睦会 ・・・ 演奏するばかりではなく、たまには食べたり動いたり!
5月のGWにはバーベキュー兼球技大会が開催され、毎回毎回いい大人が食材と勝利を奪い合い争います。ちなみに競技はいつもゴムボールでのキックベース。怪我に細心の注意を払っています。その他新年会、忘年会など、しばしば親睦を深めあっています。
◾️出張演奏
弦楽器メンバーによる弦楽合奏など、地域の公民館などに出張演奏をさせていただいています。依頼がございましたら、お気軽にお問合せください。